太田研究室 | 電気電子システム学科 | 岡山理科大学
! 最新版の Visual C++ 2010 Express が 4月28日に公開されました。
! Visual C++ 2010 Express のインストール方法はこちらをご覧ください。 new!
無償のC++統合開発環境ソフト「Visual C++ 2008 Express Edition with Service Pack 1」が2008年8月11日に公開されました。 ここでは「Visual C++ 2008 Express Edition with Service Pack 1」のインストール手順について説明します。
! 旧バージョンの「Visual C++ 2008 Express Edition」がインストールされている場合は、前もってアンインストールしてください。
Visual C++ 2008 Express Edition のプログラミング入門はこちらをご覧ください。
「Visual C++ 2008 Express Edition with Service Pack 1」をインストールする方法には、「Webインストール」と「オフラインインストール」とがあります。 それぞれの違いは次の表のとおりです。パソコンの使用環境に合う方を選んでください。
インストールCDの入手 | ユーザ登録と登録キーの取得 | |
---|---|---|
Webインストール | 不要。ファイルをダウンロードしながらインストールを行う。 | 必要。登録キーを取得しなければソフトウェアの利用がインストール後30日間に制限される。 |
オフラインインストール | 必要。CDイメージ(931MB)をダウンロードして自分で作成するか、インストールCD付属の書籍を購入する。 このインストールCDは、Visual C++、Visual Basic、Visual C#、Visual Web Developer のフルセットになっている。 |
不要。ユーザ登録をしてもしなくてもよい。登録キーの発行はされなく、ソフトウェアの利用制限もない。 |
1 ホームページを開く
Visual Studio 2008 Express Editions のホームページを開きます。
その中の「Visual C++ 2008 Express Edition」の「Webインストール(ダウンロード)」をクリックします。
2 セットアッププログラムのダウンロード
セットアッププログラム(vcsetup.exe)のダウンロードウィンドウが表示されますので「保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されましたら「保存」をクリックします。
3 セットアッププログラムの実行
ダウンロードが完了したら「実行」をクリックしてセットアップを開始します。
4 セットアップの開始
インストールウィザードが起動しますので「次へ」をクリックします。
「セットアップの品質向上プログラム」については意味がわからなければ無視してよいです。
5 ライセンス条項の同意
ライセンス条項が表示されますので「同意する」にチェックを入れてから「次へ」をクリックします。
6 インストールオプションの選択
追加でインストールする製品を選びます。
「Microsoft Silverlight Runtime」は、既にインストールされている場合には表示されません。
「Microsoft SQL Server 2008 Express Edtion」は、特に必要ありませんのでチェックを消します。
「次へ」をクリックします。
7 コピー先フォルダの指定
インストールするフォルダを指定します。
変更する必要はありませんので、そのままで「インストール」をクリックします。
8 ダウンロードとインストール
ファイルのダウンロードとインストールが始まります。
時間がかかりますので気長に待ってください。
9 セットアップの完了
セットアップが完了しましたら「終了」をクリックします。
! セットアップ完了後から30日以内に製品の登録をしないとソフトウェアが使用できなくなりますので、つづけて製品の登録を行ってください。
! コンピュータの再起動の指示が表示された場合には、製品の登録を行う前にコンピュータを再起動してください。
Webインストールによって「Visual C++ 2008 Express Edition」をインストールした場合には、次の手順で製品の登録を行ってください。
10 Visual C++ 2008 Express Edition の起動
Windows の「スタート」ボタンから「Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition」を起動します。
11 製品の登録の選択
「ヘルプ」メニューから「製品の登録」を選びます。
12 今すぐ登録を実行
「Visual C++ 2008 Express Edition 製品の登録」ウィンドウが表示されます。
登録キー入力欄に入れる登録キーを取得するために「今すぐ登録」をクリックします。
13 Microsoft サイトにサインイン
登録キーを取得するには Windows Live ID でサインインする必要があります。
Windows Live ID を持っていない場合は登録手続き(サインアップ)を行いますので「今すぐ登録」をクリックします。
Windows Live ID を持っている場合は、
登録してあるメールアドレスとパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
この場合は、15へ進んでください。
14 Windows Live ID の登録手続き
画面の指示にしたがって、メールアドレス、パスワードなどの入力を行います。
最後に契約書に同意を求められますので、「同意する」をクリックします。
これによって、登録とともにサインインも自動的に行われます。
15 個人情報の登録
画面の指示にしたがって、個人情報の登録とアンケートへの回答を行います。
Microsoft からの製品案内のメールなどが不要の場合は「コンタクト方法の選択」のチェックを消してください。
最後に登録内容を確認してから「次へ」をクリックします。
16 電子メールアドレスの所有者の確認
登録した電子メールアドレスに Microsoft から「確認の電子メール」という題目のメールが届いているはずですので、
メールソフトを使ってこのメールを表示し、その中に書かれている確認用のホームページを開きます。
以前にWindows Live IDを取得して、電子メールアドレスの確認も済んでいる場合にはこの画面は表示されません。18へ進んでください。
17 電子メールアドレスの確認
電子メールアドレスが正しく確認されると、電子メールアドレスの確認のホームページが表示されます。
「次へ」をクリックします。
18 登録キーの取得
登録完了のホームページが開いて登録キー(14桁の英数字)が表示されますので、
これをメモしてください。
「続行」をクリックします。
! もし登録キーを紛失してしまった場合は、13でサインインしなおせば、登録キーを再取得できます。
19 サインアウト
「Visual Studio 2008 Express Edition」のトップページに戻りますので、右上にある「サインアウト」をクリックします。
`
20 登録キーの入力
「Visual C++ 2008 Express Edition 製品の登録」ウィンドウに戻り、
登録キーの入力欄に先ほどメモした登録キーを入力してから「登録を完了する」をクリックします。
21 製品の登録の完了
登録キーが正しければ製品の登録完了のメッセージが表示されます。
最後に「カスタマエクスペリエンス向上プログラム」の協力についての説明がありますが、
意味がわからなければ「参加しない」を選択してください。
「閉じる」をクリックします。
以上で、全て完了です。
オフラインインストールは、インストールCDを使ってインストールを行います。
インストールCDを自分で作成する場合は、DVDへの書き込みができるCDドライブ、DVDのライティングソフトウェア、DVD-Rメディア 1枚が必要です。
インストールCDをすでに入手している場合は、5から始めてください。
! 上級者向け 仮想ドライブソフトウェアを使用すれば、インストールCDを作成せずにインストールすることが可能です。後述の「仮想ドライブソフトウェアの利用」を参照してください。
1 ホームページを開く
Visual Studio 2008 Express Edition の DVDイメージからのインストールのホームページを開きます。
その中の「Visual Studio 2008 Express Edition with Service Pack 1 Combo DVD」をクリックします。
2 ISOイメージのダウンロード
「VS2008ExpressWithSP1JPNX1504866.iso」のダウンロードウィンドウが表示されますので「保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されましたら「保存」をクリックします。
ダウンロードサイズが 931MBもありますので、しばらく待ってください。
3 フォルダを開く
ダウンロードが完了したら「フォルダを開く」をクリックします。
4 インストールCDの作成
お手持ちのライティングソフトを使って、ダウンロードしたISOイメージファイルをCDメディアに書き込み、インストールCDを作成してください。
! 図中のアイコンはインストールされているライティングソフトによって異なります。
! ISOイメージファイルからCDを作成する方法については、ライティングソフトのマニュアル(またはヘルプ)を参照してください。
5 インストールCDの再生
インストールCDをCDドライブにセットします。
自動再生ウィンドウが表示された場合は「setup.htaの実行」をクリックします。
6 セットアッププログラムの実行
「Visual Studio 2008 Express Edition セットアップ」が起動します。
「Visual C++ 2008 Express Edition」をクリックします。
! Visual C++ Express Edition の他にインストールしたいソフトウェアがあれば、後で追加してインストールすることができます。
7 セットアップの起動
インストールウィザードが起動しますので「次へ」をクリックします。
「セットアップの品質向上プログラム」については意味がわからなければ無視してよいです。
8 ライセンス条項の同意
ライセンス条項が表示されますので「同意する」にチェックを入れてから「次へ」をクリックします。
9 インストールオプションの選択
追加でインストールする製品を選びます。
「Microsoft Silverlight Runtime」は、既にインストールされている場合には表示されません。
「Microsoft SQL Server 2008 Express Edtion」は、特に必要ありませんのでチェックを消します。
「次へ」をクリックします。
10 コピー先フォルダの指定
インストールするフォルダを指定します。
変更する必要はありませんので、そのままで「インストール」をクリックします。
11 インストール
インストールが始まります。
時間がかかりますので気長に待ってください。
12 セットアップの完了
セットアップが完了しましたら「終了」をクリックします。
以上で、全て完了です。
MSDNライブラリとは、Microsoftの製品、ツール、技術などに関するドキュメント集(マニュアル)です。
「MSDN Express Library」は MSDNライブラリの簡略版(軽量版)で、「Visual Studio 2008 Express Edtion」の操作方法、プログラミングガイド、技術情報などが記述されています。
MSDNライブラリは MSDNライブラリのホームページから参照できますので、必ずしも「MSDN Express Library」をインストールする必要はありません。
1 ホームページを開く
Visual Studio 2008 Express Editions のホームページを開きます。
その中の「msdn express library」の「MSDN Express Libraryのダウンロード」をクリックします。
! 下の「MSDN Libraryのダウンロード」は、MSDNライブラリ(完全版)のisoイメージ(2.6GB)へのリンクです。Visual C++ 2008 Express Edition の利用者には必要ないでしょう。
2 セットアッププログラムのダウンロード
セットアッププログラム(msdnixp.exe)のダウンロードウィンドウが表示されますので「保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されましたら「保存」をクリックします。
3 セットアッププログラムの実行
ダウンロードが完了したら「実行」をクリックしてセットアップを開始します。
4 セットアップの開始
インストールウィザードが起動しますので「次へ」をクリックします。
5 ライセンス条項の同意
ライセンス条項が表示されますので「同意する」にチェックを入れてから「インストール」をクリックします。
6 コンポーネントのインストール
インストールが始まりますので、しばらく待ってください。
7 セットアップの完了
セットアップが完了しましたら「完了」をクリックします。
8 ヘルプの表示
次に、Visual Studio 2008 Express Edition のヘルプ機能で MSDN Express Library を参照するように設定を行います。
「Visual Studio 2008 Express Edition」を起動し、「ヘルプ」メニューから「カテゴリから検索」をクリックします。
9 オンラインヘルプの設定
オンラインヘルプの設定ウィンドウが表示されましたら、「主なソースとしてローカルのヘルプを使用する」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
10 ヘルプの表示
インストールしたMSDNライブラリからヘルプが表示されます。
オフラインインストールでは、通常、ISOイメージファイルからインストールCDを作ることが必要ですが、
仮想ドライブソフトウェアをインストールしてこれを利用すればインストールCDを作らずにインストールを行うことが可能です。
ここでは、無償の仮想ドライブソフトウェアである「Alcohol 52%」(Alcohol Software)のインストールと利用法について説明します。
! 稀に、パソコン環境との相性が悪くて不具合が発生することがあるようです。
万が一不具合が発生したときに対処できる自信がなければ、利用しないことをお奨めします。
! 無償の仮想ドライブソフトウェアは他にもいくつかあります。検索してください。
! ここの説明は、2008年3月時点で公開されているバージョン1.9.7.6221におけるものです。
1 ホームページを開く
Alcohol 52% Free Edition のダウンロードページを開きます。
その中の「Download」をクリックします。
2 セットアッププログラムのダウンロード
セットアッププログラム(Alcohol52_FE_‥‥.exe)のダウンロードウィンドウが表示されますので「保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されましたら「保存」をクリックします。
3 セットアッププログラムの実行
ダウンロードが完了したら「実行」をクリックしてセットアップを開始します。
もし、セキュリティの警告が表示されたら「実行する」をクリックします。
4 セットアップウィザードの起動
セットアップウィザードが起動します。「Next」をクリックします。
5 ライセンスの同意
ライセンスが表示されます。「I Agree」をクリックします。
6 SPTDのインストールと再起動
まず初めに「SPTD(SCSI Pass Through Direct)」というソフトウェアがインストールされます。
「SPTD」の設定を有効にするために、ここで一旦 Windowsを再起動します。
他にアプリケーションソフトが起動している場合はそれを終了させてから「OK」をクリックします。
7 セットアップの続行
Windows の再起動が完了すると、セットアッププログラムが自動的に再開します。
もし、セキュリティの警告が表示されたら「実行」をクリックします。
先ほどと同じ画面が現れますので、「Next」、「I Agree」の順にクリックします。
8 ツールバーのインストールの選択
「Alcohol Soft Toolbar」をインストールするかどうかを選択します。
特に必要ありませんので、「Include the Alcohol Soft Toolbar」のチェックを消します。
「Next」をクリックします。
9 コンポーネントのインストールの選択
インストールするコンポーネントを選択します。
変更する必要はありませんので、そのままで「Next」をクリックします。
10 インストールフォルダの選択
インストール先のフォルダを指定します。
変更する必要はありませんので、そのままで「Install」をクリックします。
インストールが始まります。
11 セットアップの完了
インストールが完了したら「Finish」をクリックします。
このあと、「Alcohol 52%」が自動的に起動します。
12 ISOイメージのマウント
画面下のドライブ一覧の中から仮想CD/DVD-ROMのドライブをクリックして選択します。
右の例では、Fドライブが仮想ドライブになっています。
次に、「デバイス」メニューから「イメージをマウント」を選択します。
13 ISOイメージの読み込み
ダウンロードしておいた Visual Studio 2008 Express Edtion の ISOイメージファイルを開きます。
これによって Windows は、CDドライブに Visual Stduio 2008 Express Edition のインストールCDが挿入されたと認識します。
14 Visual Studio 2008 Express Edition セットアップの起動
Visual Studio 2008 Express Edition のセットアップが自動起動します。
インストール手順は、上記の「オフラインインストールによるセットアップ」の5以降を参照してください。
15 ISOイメージのアンマウント
Visual Studio 2008 Express Edition のセットアップが終了しましたら、
「デバイス」メニューから「イメージをアンマウント」を選択して、仮想ドライブを停止します。
最後に「Alcohol 52%」のウィンドウを閉じて終了します。
©2008 OHTA Hiroshi@Okayama University of Science